2014/08/14 | category:お正月のしきたり帖
一般に、元旦の朝いちばんに汲む水とされ、昔は家の主人か、その年の年男が川や井戸から水を汲んできた行事を「若水迎え」、または「若水汲み」といっていました。この水を神さまに供えるとともに、お雑煮や福茶に使います。...
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冬でも落葉後、翌日には葉が出ることから、鏡餅や蓬莱飾りなどに橙や裏白などとともに用いられ、「代々、ゆずる幸せを祝う」と祝い詞とされます。...
魂である餅を枝につけて飾る正月飾りの一つです。花のない正月の頃、部屋が明るくなる餅花は、地方により、枝の種類、色なども異なり、小正月に飾られるところもあります。...
年越しの祝い膳に生の魚をのせ、箸をつけずにおき、元旦の朝に焼いていただく慣わしで、日本各地で見られます。にらみ魚ともいいます。...
2014/08/13 | category:お正月のしきたり帖
繭が糸を紡ぐ貴重なものであったことから、お正月に飾るようになりました。紅白の小さな餅を木の枝にさし、米の粉でつくった繭玉を花のように下げた飾りを神棚や天井からつるします。→餅花...
元旦から七日を迎えるまでの門松を立てておく間を松の内といい、七日から松が明ける、または松おろし、松送りといいます。地方によっては五日、十五日とするところもあります。...
長さ3メートルに達する海藻で古来、新年の蓬莱飾りやおめでたい料理に使われます。数ある海藻のなかでも根、茎、葉、実と揃って伸びるのが尊ばれ、じんばそう、しんめもなどとも呼ばれます。...
魔除けとされる破魔矢、破魔弓の「破魔」は仏教用語で、魔を破壊する、煩悩を消すという意味があります。生まれて初めてお正月を迎える男の子に破魔弓を贈る習慣もあります。もらった家では新年に飾り、男の子の初節句の贈り物としました...
新年を迎えて最初の夢とされ、一年の吉凶を占うものとされました。一般に元日の夜から二日の朝に見る夢を初夢とするようです。「一富士、二鷹、三茄子」や宝船、獏の夢が縁起がよい夢とされます。...
除夜の鐘を聞き終わり、年が明けてから初めて社寺に参拝をすることです。氏神や産土神(うぶすながみ)(生まれた土地の守り神)、またその年の恵方の神社に参詣し、歳を一つ加えることができたことを感謝し、新たな一年の無事と平安を祈...
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