2014/07/31 | category:正月飾り
床飾りとして製作された若松飾りは、水引の濃淡を使って清浄なお正月の神木、松を表現したものです。とこしえに続くことへの願いを込めて床の間に飾ります。水引細工の松飾りは7本、細川未生流の生け方です。...
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炭や薪(たきぎ)は、山からいただいた豊かな幸。火や竈(かまど)の神さまが宿るものです。新春の燃料として注連縄と一緒に飾る地方もあります。お茶に使う菊炭に注連縄を巻き、大小、親子のように並べて家内安全を願います。...
長生不死の薬であるといわれる熨斗鮑で俵を包み、水引を結び、恵みの稲穂を重ねて健康と豊かさを祈ります。...
実り豊かなたっぷりとした量の稲穂を、しっかりと束ねたものです。五色の和紙の色合いがなんとも美しい注連飾りです。...
新潟では農閑期に藁細工や注連縄を作る習慣があります。伝統の技を守りたいと、お年寄りに声をかけた「はしだて」のご主人・橋立功次さんが作る飾りは、勢いよく跳ねた形の鯛がおめてたさを一層演出します。藁は青いうちに刈り、機械で急...
日本ならではの建築様式の一つとされる床の間は、日本人の心のあり方を象徴するものと考えられています。お正月にはおめでたい掛軸を掛け、鏡餅やお神酒をお供えし、熨斗(のし)飾りをします。そして、神さまの依代となる若木を配し、歳...
禁裏御用達の有職造花師・華林伊右衛門の雲上流を継ぐ「村岡松華堂」8代目の村岡登志一さんの掛け蓬莱です。有職の松竹梅に稲穂、日陰の葛の代わりに五色の麻糸を下げ、高貴な雰囲気に仕上げています。1点ずつ手作業で仕上げるため、完...
2014/07/30 | category:正月飾り
蓬莱山と松竹梅を紙と水引細工で作り、稲穂を重らし、うしろに日陰の葛をつるして正月飾りにします。稲穂も葛も反対に掛けるのは、常食である稲が天から授けられるものであるからです。 お正月の床の間は厳粛な場、歳神さまを迎えると...
正月飾りは神さまをお迎えする形の表れであり、神さまを迎える依代(よりしろ)として、古来より常緑樹が用いられてきました。かつては榊、樫が使われてきましたが、平安時代頃に松、鎌倉時代に竹が使われるようになったといわれています...
年の始めを祝うお正月。静謐な趣で迎えられるように家の内外をしつらえます。正月飾りは、神域を示す注連縄(しめなわ)飾りや良運を願い、福をもたらす縁起物の玄関飾りや床の間飾りなど、土地ごとの伝統を今に伝えるものです。その独特...
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