2014/07/20 | category:鏡餅
神飾りは西江家独特のもの。青竹を渡し、注連縄(しめなわ)を下げ、鯛の懸魚(かけざかな)や昆布、干し柿、大根、藁に餅花を付けたものなどとともに、1本365個の一文銭がつるされます。床飾りは編んだ藁の上に三方を置き、鏡餅を中...
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当主が火打ち石でつけた火で糯米(もちごめ)を蒸し、石臼でつきます。神社へお供えする鏡餅。三方に半紙、裏白をのせ、大きな鏡餅を重ねます。上から揚羽蝶の紋入りの袱紗をかけて八幡宮に持参します。お寺への鏡餅。平盆に半紙、譲り葉...
ハレの日の食物である餅は、かつてはどこの家庭でも自宅でついたものでした。年の瀬が押しつまった二十五、六日頃からはじまり、大庄屋などでは出入りの人々が多数集まりました。土間に臼を出して威勢のよい掛け声や餅つき歌に彩られ、千...
2014/07/18 | category:鏡餅
大川市指定有形文化財の高橋家。延宝8年(1680)に再建された書院座敷での荘厳な正月迎え。床の間には家訓の軸と先祖の描かれた掛け物が2幅。花と同形2段の鏡餅と屠蘇器と香。手前の4段の鏡餅は歴史的に正式な形のお供えです。...
「秋田大黒舞」に謡われる"鏡の餅も12重ね、神のお膳も12膳……"、平鹿町に伝わる大庄屋の風習です。一枚ずつを鏡餅と呼び、訪問者に配ります。...
明治33年(1900)生まれの金谷の坂口以勢力さんが、娘さんのサチエさんに伝承した鏡餅。くちなしで黄色に染めた真四角の福餅をのせます。黄色は魔除けの意味があると思われています。また、一月十四日の松上げには、その年初めて一...
2014/07/17 | category:鏡餅
御所による鏡餅は、2段の重ね餅の上に薄く丸い葩という白い餅が12枚、その上に高黍(たかきび)菱餅、さらに砂金餅、伊勢海老がのせられます。周囲には柚子、橙(だいだい)、搗栗(かちぐり)、榧(かや)の実、柑子(こうじ)、昆布...
城内床の間に飾られる鏡餅は、丸い紅白鏡餅の上に菱餅を12枚、その上に丸餅を16枚、ほんだわら、熨斗鮑(のしあわび)、昆布、串柿、橙。水引結びの伊勢海老と金塊に砂金袋がのせられます。譲り葉、裏白も飾られます。...
お年始にお嫁さんやお婿さんが里帰りするときにお膳やお盆にのせ、神木の松の枝を添えて持って行く餅。この大きな餅以外にあかあか餅と呼ばれる紅白の三つ重ねの餅が用意されます。三つ組みとして神棚にお供えし、正月三が日に直会(なお...
糯米(もちごめ)を蒸して臼で餅をつく家はめっきり少なくなりましたが、全国的に見れば年間の祝い事をはじめ、稲作にまつわる祭り事や人生の通過儀礼に餅は欠かせないものです。古くは「毛知比(もちひ)」(糯飯(もちいい))、または...
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