2014/08/04 | category:絲原家の正月行事
八俣遠呂知（やまたのおろち）（八頭八尾の大蛇）退治で有名な須佐之男命（すさのおのみこと）が詠んだとされる「八雲立つ 出雲八重垣妻ごみに 八重垣つくるその八重垣を」（「古事記」より）から出雲と呼ばれるようになったという出雲...
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神話の故郷、奥出雲の山あいに、鉄師頭取（てつしとうどり）の栄光を受け継ぐ旧家、絲原家。歳神様をお迎えする正月に関わる行事の数々は、長い歴史をかけて培われてきた伝統と文化の偉大さを教えてくれます。古き日本のよき風習を今に残...
2014/08/04 | category:水引細工
御幣は全国の神社で見ることができる折った紙に細工を施し、棒に付けた祭具です。日本の信仰のなかから生まれてきた御幣には、驚くほど変化に富んだ造形美の素晴らしさがあります。なかでも、岩手県江刺市にある新山神社の「地之神」「土...
折形は、室町時代頃から上級武家に伝わる礼法の一つで、江戸時代には広く民間にも広まりました。品物やお金を贈るときに和紙で美しく折りたたみ、水引を結んで手渡します。四季折々、行事や包む品ごとに包み方に決まりがあり、日本特有の...
薬玉（くすりたま）に由来し、邪気を払うとされる久壽玉です。結納用のデザインをアレンジしたものです。淡路結びの連続で作ることができます。陰陽を象徴する金と白の淡路結びが球を描き、モダンでお正月らしい品格があります。...
屠蘇は、一年の初めに健康と長寿を願っていただきます。屠蘇酒を入れる竹の酒器に檀紙を巻きました。市販の水引細工にたった一枚の檀紙を添えるだけで見事な屠蘇飾りになります。...
2014/08/03 | category:水引細工
寒い冬のなか、まず最初に咲き始めることで喜ばれる梅の花。お菓子に添えるほか、箸置きに、またお年玉包みに付けることができます。作り方は何通りもありますが、ふんわり八分咲きに仕上がる手法を教えていただきました。...
箸包みには「使い初め」への厳かな気持ちが込められています。紅白の檀紙で折り、丸いものや花木など上に向かうものに用いられる片輪（かたなわ）結びを施した箸包みです。自筆で家族の名前を添え、お正月のお膳に添えましょう。...
日本には「形」に気持ちを込める床しい習慣があります。和紙を縒（よ）って、水糊を引いて乾燥させたことから名づけられた「水引」は、水引をかけることで贈る心を表す用の美から、しだいに装飾性が高まり、鶴亀のような華麗なモチーフが...
2014/08/03 | category:正月飾り
お正月の神棚や三方に飾られる切り紙は依代と考えられます。恵比寿、宝船、鶴富士、鶴賀正、鶴迎春、梅迎春などがあり、これを一枚飾るだけで、部屋中が正月気分になります。新潟では八丁紙、前垂れ紙、切り下げ、袴紙、餅紙などとも呼ば...
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