福餅と松上げ餅(和歌山・和歌山市)

明治33年(1900)生まれの金谷の坂口以勢力さんが、娘さんのサチエさんに伝承した鏡餅。くちなしで黄色に染めた真四角の福餅をのせます。黄色は魔除けの意味があると思われています。また、一月十四日の松上げには、その年初めて一臼の若餅をつき、”星さん”と呼ぶ小さい丸餅を三つ作ってのせた松上げ餅を供えます。翌日の小正月にはこの小さい餅を入れた小豆粥を作り、家族でいただきます。

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