矢橋家(岐阜・大垣市)の五十五の鏡餅 1

中山道の宿場町・赤坂の名主であった矢橋家では、代々の正月準備の書き付けが残されており、伝統を守って行事が続けられています。町内にある妙法寺では三十日に餅つきがあり、矢橋家では前日、糯米(もちごめ)を洗って持ち込み、鏡餅を受け取ります。神棚や仏壇はもちろんのこと、蔵、竈や井戸に至るまで、家中五十五か所に鏡餅をお供えし、歳神さまを迎える習いです。

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