洞国家の旧大庄屋の餅飾り(宮城・名取市) 2

お正月の床の間飾りは紅の押された半紙の上に1対の大きなお福手を供え、銚子と杯も飾り、これで屠蘇をいただきます。
馬の神さまにも小さなお福手を供えます。

まい玉(餅花の地方名)は正月飾りでは栗の本、小正月はみずの木に付け、拍子木と炉端で焼いた魚を刺す弁慶を下げて火災除けとします。

お正月さまである天照大御神を中心に祀られた神棚に1対ずつのお福手を供えます。家族全員で一日の朝に詣でます。
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正月飾りがされた臼の上に若水が汲まれており、お福手が供えられます。半紙には紅が三つ押されます。紅白でおめでたいからと紅付けをするところもあります。若水は汲んで神棚などに供え、元旦のお雑煮を作ります。

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