西江家、紅柄(べんがら)の家の神迎え(岡山・高梁市) 3

神飾りは西江家独特のもの。青竹を渡し、注連縄(しめなわ)を下げ、鯛の懸魚(かけざかな)や昆布、干し柿、大根、藁に餅花を付けたものなどとともに、1本365個の一文銭がつるされます。床飾りは編んだ藁の上に三方を置き、鏡餅を中心に一般的には玄米といわれる荒米、籾米、乾物、神酒、野菜が並べられます。
先代がデザインした揃いの着物は背に西江家の頭文字を染め抜いたいなせなもの。5人の男衆が石臼を囲み、かわるがわる杵を振り上げます。

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