四段重に美しく詰める技を伝授 2

重詰めの美
おせちの重詰めは重箱に隙間なくしっかりと盛りつけていきます。ここでは一の重を横半分に、二の重は井桁、三の重は放射状、与の重は段取りの形式で盛りつけられています。
ほかに市松や隅取りなどの形があり、重箱の大きさ、詰めるものにより変えていくようにします。ただこれはあくまでも形式であって、材料の自然の形、味の特徴、汁の有無、配色の美しさなどさまざまなことを考慮しなければなりません。
「一つの絵を描くように重箱に詰めていくことが大切です。味が混ざり合わないように葉蘭を飾り切りにして山にして仕切ったり、橙釜や青竹筒などを重箱に入れて汁のあるものを区別するようにします。小さなますや陶磁器を入れるのは漆に傷がつきやすいので底に何か敷く必要があります。
また、盛りつけのアクセントには、”白”が重要となります。白い芋や伊勢海老の身、百合根など全体のバランスを考えて詰めるようにすれば、美しく仕上がります」。_橋さんの重詰めの妙味を、見習いたいものです。

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