御幣

御幣は全国の神社で見ることができる折った紙に細工を施し、棒に付けた祭具です。日本の信仰のなかから生まれてきた御幣には、驚くほど変化に富んだ造形美の素晴らしさがあります。なかでも、岩手県江刺市にある新山神社の「地之神」「土俗神」「屋内神」など三四種類にもおよぶ御幣は有名です。
新たな年に神さまが宿られる場所を示す御幣を作ることを覚えれば、紙垂(しで)や注連縄などに広く利用することができます。

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