2014/08/07 | category:お正月のしきたり帖
元旦の朝に汲んだ若水で入れた煎茶(茶の湯では濃茶)です。小梅、結び昆布、炒り豆(黒大豆)、山椒などを入れます。...
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陰陽道で干支[中国の殷時代に生まれた考え方で、十干(甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸)と十二支(子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・西・戌・亥)を組み合わせた周期で、六〇種で一周します]に基づいてその年のもっとも縁...
鏡餅や正月飾りなどに使われる常緑のシダ。葉の裏側が常に白いことから「心に悪意がない」意味に用いられます。...
海に囲まれた日本では、地域ごとに祝い魚がありますが、大まかに分けて東が鮭、西が鰤といわれます。鮭は「子を持って川を遡る」おめでたいものとして、また、鰤は成長によって名を変える出世魚として繁栄を願って喜ばれます。...
お正月はさまざまな準備から始まります。伝えられてきたしきたりには、それぞれに意味があります。意味を知り、これからも守っていきたい日本の伝統文化です。...
2014/08/06 | category:絲原家の正月行事
「正月飾りを田んぼに運び、焼いて、歳神を送りあげる儀礼をこの地方ではとんどさんと呼んでいます。子どもたちは正月の書き初めを火の中に入れ、その紙が天高く上がったら、手が上がるということから上手になると信じています。そして、...
「今はお日待祭は五日になりましたが、それは仕事始めが六日になったからでしょうね。本当は三日の午後、宮司さんに玄関前庭で湯立ての神事をしていただき、新しい年のお祓いをするのです。そして夕方のおつとめがあって、夜中にも再びお...
「現在、私が関わっております絲原山林や絲原記念館、チップなどを作る湯之廻(ゆのさこ)興業会社などでこの一年、使用する予定の帳面すべての表紙に帳名を筆書きするのも私の役目です。 仕事始めは今は六日ですが、私にとってはすで...
「出雲松江藩の七代藩主松平治郷(はるさと)は不昧公と呼ばれ、大名茶人として有名です。私どもも代々、茶道は不昧流をたしなんでおります。 うちには、四畳半台目の席で松江有沢山荘にある松平雪川侯作の「向月亭(こうげつてい)」...
「正月は屠蘇で始まり、雑煮をいただいて迎えます。山奥におりますから、普段はなかなか無塩の魚に出会えないものですが、正月だけは特別に、生の鰤が豪勢に使われるのです。 すまし汁仕立ての雑煮の具は鰤の切り身と十六島(うっぷる...
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