お日待祭(ひまちさい)・帳開き

「今はお日待祭は五日になりましたが、それは仕事始めが六日になったからでしょうね。本当は三日の午後、宮司さんに玄関前庭で湯立ての神事をしていただき、新しい年のお祓いをするのです。そして夕方のおつとめがあって、夜中にも再びおつとめがあり、夜を徹してお神酒をいただきながら朝を待ちます。太陽が上がる前に朝のおつとめがあり、お祓いをしていただき、この神事は終わります。
ところが、近頃は、この神事は、宮司さんのお祓いと湯立ての湯を飲むことだけになってしまいました。
そしてこの日の夜は、二の間で帳開きの神事が終わったあとは、職員も家族も無礼講で祝宴を楽しむのが習わしです」

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