後藤加寿子—さっぱり優しい味わいの和風ポトフーを 3

新春ポトフー
種々の京野菜をざっくりと切り揃え、鶏肉一羽分と煮込んだもの。しっかりした味つけのおせちにこんな優しい味わいの品が加わるとほっとします。残ったら具を小さめに切り、酒粕をスープでゆるめたソースをかけてグラタンにしても。
[材料・6〜8人分]
鶏肉1羽分 聖護院大根1/2個 京にんじん1本 れんこん200g 海老芋(大)2個 菜の花1/2束 手毬麩4〜5個 煮汁(水10カップ 酒1カップ だし昆布10cm かつお節10g) A(薄口醤油大さじ3 塩小さじ1)
[作り方]
①鶏肉は骨つきのまま大きくぶつ切りにし、たっぷりの湯でさっとゆでて霜降りにする。
②大根、にんじん、れんこんは皮をむき、それぞれ大きく斜め切りにする。
③海老芋は皮をむいて縦半分に切り、たっぷりの水にひとつまみの米(分量外)を加えて竹串が通るまで、弱火でゆでる.菜の花は根元を落としてさっとゆでる。
④鍋に煮汁の材料と①の鶏肉を入れて(かつお節はガーゼで包む)煮立て、沸騰したら火を弱めてあくを取り、昆布とかつお節は取り出す。30分ほど煮込み、②の大根、にんじん、れんこんを加えて10分煮る。③の海老芋と手毬麩を加え、Aの調味料を加えてさらに10分ほど煮る。
⑤野菜と鶏肉を格り合わせ、③の菜の花をあしらい、手毬麩を散らす。

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