榊せい子さん—家族の集いに歓声が上がる正月菓子に挑戦 2

茶の湯が毎日の生活の中に自然に溶け込んでいる榊家にとって、食事のあとは一服が決まり事です。主菓子は「_壽草」、干菓子は「末広」、どちらも幸やかな彩りです。
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子どもと遊ぶ雪兎と干菓子の積み木
手芒(てぼ)と山芋を使った雪兎の中は黄身餡。干菓子は寒梅粉と砂糖三種で作った品。○△□の形が可愛く、子どもたちに安心安全な素材で積み木遊びをしつつ食べてもらいたいと製作。

裏千家正教授、榊せいこさん。書画家であり、旧家の十七代当主である榊莫山さんの長女。平成18年、おもてなし料理の本「榊莫山家の茶懐石のおもてなし」(小社刊)を上梓され、確かな舌と技で料理からお菓子まで手がけられます。

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